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1年ごとに見える景色

2015.08.16 16:18|ナチュロパシー

ナチュロパシーの勉強を始める前と、

その後の一年、一年と、

三年経った今では見える景色が変わってくると以前書きました

「次回の予告」と5月に書きながら、

すでに8月...

ナチュロパシーを学ぼうか悩んでいる人たちのために、

ちゃんと説明をしておこうと思います。


勉強を始める前、

ナチュロパシーは、

ホリスティックな観点から、

身体の自然治癒力を高めて、

病気を克服して行くものだと、

本などで読む範囲内でざっくり理解していました。


勉強の一番始めの時期にも、

ホリスティックメディシンとは、

一個人の、ボディ、マインド、スピリットのバランスをとり、

クライアントさんを「whole person」、

人生、生活、身体、心、精神、その全体をひとつとして、

トリートしていくことであると、

繰り返し、繰り返し、セオリーとして学びます。



ところが、始めの1、2年に実際に学ぶ科目は、

解剖生理学と化学、

病理学、栄養学、ハーブ学。

完全にボディに集中し、

科学的な裏付けを元に、

この症状の時は、どの栄養素、どのハーブ、というお題に、

数秒で即答できるよう、ばしばし鍛えられます。


以下の図はイメージを表していますが、

紫の球体が人の体だとすると、

人の細胞に生化学的に働きかけるのが、ハーブや栄養学。

人の体の中に対して働きかけていくイメージ。


これが始めの一年半ぐらいに学ぶものです。


nat_1.png


あっぷあっぷしながらも、

二年目ぐらいにだんだんと即答が出来るようになる頃、

「あ、あれ?マインドとスピリットはどこ?」と気づきます。

栄養学でも、ハーブでも、

ホリスティックな使い方があるのですが、

勉強の始めのころは、

対症療法的(根本を治すのではなく、症状を抑えるだけ)な効果が一番わかりやすく見えるので、

まずそれを最初に覚える傾向にあるのだと思うのです。


できることが増えていくにつれ、

できないことが見えてくる。


特に、クリニックでケースをとった時にそれを感じます。

二年目の途中で始まったクリニックも、

始めの一学期はあっぷあっぷ。

でも、慣れ始める二学期目ぐらいからは、

「なんだか説明できないけど、核心に手が届いてない気がする」

「なんだか、私の処方、対症療法的じゃない?」

原因はわかっていても、栄養とハーブだけでは何かが足りないというのが見えてくる。

多少、経験を積み、

ハーブの知識も増えると、

同じ症状でもクライアントさんの状況によって異なるハーブを選ぶこともできるようになってきたりして、

手がとどく範囲が広がっていきます。

以下のイメージのように、

少し物理的な体の外、

感情であったり、マインドであったり、

その人をとりまく環境であったり、を、

意識しながら処方をしていくことができるようになります。

でも、

二年目の終わりのこの頃にはまだそこまで達しておらず、

できないことが見えてきて一番悩み始めた時期でした。

nat_2.png


また、この頃に学ぶのがミネラルセラピーのCelloids。

Celloidsはホメオパシーの概念から派生して作られた、

体を構成するミネラルをほんの微量含んだサプリ。

生理学的な治療レベルの栄養素の量とは異なり、

細胞摂取レベルに限りなく近ずけた僅かな量を摂ることにより、

生化学、また、エネルギーの両方に働きかけるサプリです。

比較的早い時点で、Celloidsについて学びはするのですが、

これもまた、この時は実は全体像がまだ見えていません。

nat_3R.png


これも以前も書きましたが、私の場合、

ハーブの奥行きの理解と、

Celloidsの理解を一気に広げてくれたのが、ホメオパシー。

ホメオパシーの原理自体は、同意するところが多いので、

特に問題はなかったのですが、

「ホメオパシーの原理だとハーバルメディシンが否定されるのかも」

と悩んだ時の経験が後押しになって、

ハーブの理解を掘り下げることにより、

自分がそれまで勉強してきたハーブの見方が一変しました。


ハーバルエクストラクト(アルコールで抽出されたハーブエキス)ひとつとっても、

その分量次第で、

特定の臓器、もしくは、体全体に働きかけるか、

作用も効果も異なります。


更に、ひとつのハーブが、

ハーバルメディシンにもなるし、

ホメオパシーのレメディにもなるし、

フラワーエッセンスにもなる、

ハーブの奥の深さ。


ホメオパシーの存在のおかげで、

ハーブへの理解が大幅に広がりました。

nat_4.png


勉強を始めて3年目に入り、

栄養学もハーブもある程度広範囲に使えるようになってきたころに、

こうして、ホメオパシーが入ってくるので、

治療の枠も一気に広がります。

この頃には、クリニックでも経験を積み始め、

マインドはすでにナチュロパスです。


更に、昨日紹介したフラワーエッセンスがそこに加わり、

オーラやエーテル体と呼ばれる、

エネルギーの層に対して働きかけていきます。

クライアントさんの感情をサポートしてあげることもできるようになります。


そして、三年目の終わりに気づくと、

目の前に見える景色はいつのまにか、

こんな感じに。

nat_5.png


一年前の視点とは比較にならないほど、

広い視点からクライアントさんを診ることができるようになっています。



ボディ、マインド、スピリットを三つの軸とみなした場合では、

わかりやすくすると、こんなイメージになるでしょうか。


holistic_1.png


実は、フラワーエッセンス、

上記の図はわかりやすく、

マインドとスピリットに集中的に働くイメージにしましたが、

フラワーエッセンスだけで、

自己免疫疾患を治した人や、アレルギーを治した人などもいます。

使い方によっては、十分に身体に物理的な作用を及ぼせるのです。


ここに至るまでに丸三年。


二年目ぐらいの時に、

「理想と現実が違うかも?」「マインドとスピリットは置いてきぼり?」と悩み、

三年目に気がつくと(今は四年制ですが)、実は全てがほぼ完成されてる。


この先は、これまた、いろいろな話につながるのですが、

それはまたいつか。


「大変だー」と言いながら、日々を過ごし、

ふと気が付くと、こんな素敵な景色が目の前に広がる。

カリキュラムは年々変わりますが、

当面は、こんな感じでイメージしていただいてよいのではないかと思います。

あとは、個人の考え方次第で、

何を強化したいかで、他のモダリティを付け足してゆく感じです。





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コメント

No title

深い。
かなえちゃんはこんな景色を見ながら話をしていたのかーと、振り返ってみた。3Dメガネかけて世界を見てるみたいだね、他には見えてないものが見えてる!
濃厚な3年間だったね、一段落、修了おめでとう!

No title

よかったー、どうやったら伝わるかな〜、と試行錯誤してたよ。
言葉だけだとなかなか伝わらないから。

ありがとう!久々にものすごく気分がリラックスしてるよ。
しばし、自分を甘やかしま〜す!

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Re: はじめまして(*^^*)

maiさん、コメントありがとうございます。

現在、次の学期の開始までの短い休み中で、学位コースの入学手続き、ビザ更新、引っ越し、ビジネスセットアップ、旅行などなど予定が詰まってまして...
毎週水曜日の午後でしたら、westfieldのグランドフロアにあるPure Healthというヘルスフードショップにいます。
土曜日の午後は、QVBの地下にある同じお店にいます。
10分ほどでしたら、立ち話になりますが、お話できると思います。
近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

他の曜日も働いているのですが、他の曜日は忙しいのであまり長くはお話ができないと思います。

それか、もしくは、9月に入ってからなら、少し時間がとれるかもしれません。
いつ日本に帰られるのですか?

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No title

maiさん、今日もしかしてお越しいただきました?
もしかしたら、薄手の茶色っぽいセーターきてらっしゃいました?

次回来られたら、お気兼ねなくお声がけくださいね♪

Kanaeちゃん、こんにちは。やすこの友達のフミです。こちらのHPを教えてもらって時々覗いていました。3年間お疲れ様でした!少しリラックスして引き続き頑張ってください^ ^
Kanaeちゃんのアトピーの記事をとても参考にさせていただいていて、こちらで紹介されていた豊富温泉に来ています。今日から5泊、湯治とは行っても、利尻島礼文島まで足を運ぶ予定。さっき一風呂浴びて来たけどすでにツルツル〜です。ダンナのアトピーのために来たけど、私はすでに効果が出ています笑。また寄らせてもらいますね。

コメント、ありがとうございます〜

フミさん、こんにちは〜!ありがとうございます!

豊富行ってるんですかー!?羨ましい!しかも、利尻、礼文まで。
まだ、豊富にいらしたら、あとりえ華のフレッシュハーブティーと、レティエのジェラートはお忘れなく!
旦那様、少し楽になるといいですね〜。

あぁ、豊富行きたいなぁ...

かなえさん、お疲れ様でした!私のこと覚えてますか?(^^) 2年前に高校卒業してから、オーストラリアに留学するのに資金を貯めてやっと今年12月に行くことになりました。チケットは取ったのですが、今は自分の学びたい学問がはっきりせず、メルボルンで1ヶ月ぐらいはホテル住まいかシェアハウスになりそうです…^^;
アーユルヴェーダというものに出逢いましてとても興味深いのですがナチュロパシーとどう違うのかがよくわかりません。かなえさん何か知ってますか?また連絡待っています。

ありがとうございます!

あかねちゃん、コメントありがとうございます!もちろん覚えてますよ♪ 
おめでとうございます!えらいです。お金を貯めて!

メルボルンはいい街だと聞くので、きっと楽しいでしょうね。

アーユルヴェーダは5000年の歴史を持つインドの医学ですね。アーユルヴェーダでは、特殊な診断法を元に、ひとの体質をドーシャという3種類(ヴァータ、ピッタ、カファ)に分けて行う、インドのハーブやオイルを使い、病気を治していくものですね。ヨガもその医療の傘の下に入ります。

中医学と似てますね。中医学も、中医学独自の診断法に基づいて、瘀血や気虚などいくつかの体質に分けて、漢方や針、マッサージなどを使って治しますが、気功も中医学の傘の下に入ります。
どちらも、ある意味、本格的に勉強するとなると、診断(脈診など)ができるようになるまでに少なくとも10年かかるような世界です。

医療としては素晴らしいものなのですが、本気でやるとなったら、西洋医学のお医者さんになるより大変だと、個人的には思っています。

アーユルヴェーダの一部を切り取って勉強するのはありかな、とは思いますが、「資格」となるとなかなか大変ではないかな?よくは知らないのですが。

ただ、日本とはだいぶ気候が異なる国で生まれた医療なので、食事療法についても、日本的にアレンジしないといけないかもしれません。

マクロビオティックはいいかもしれませんね。マクロビオティックでは、食材および調理法と病気の関連性を深く学ぶようですし(これも私は詳細は知りませんが)、日本で生まれて、アメリカで有名になったものなので、海外でも通用します。(レイキと似てますね)

ま、まずは、せっかくお金もたまって、新しい世界に一歩足を踏む込むところだと思うので、あまり深く考えずに、オープンに、なんでも吸収してみてください!

メルボルンにもエンデヴァーやACNTのキャンパスがあるので、Open dayなどに行ってみるといいかと思います。

マインドがオープンだったら、きっといろいろな出会いがあると思いますよ〜。

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Kanae

Author:Kanae
日本での15年ほどの社会人生活の後、Naturopathyを勉強するためにオーストラリアに。Naturopathyの勉強を考えている人に向けて、学校や勉強の情報をお伝えします。

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