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2014.09.24 18:58|学校と勉強のこと
新学期が始まって、二週間目に入りました。

今学期の科目の紹介です。

大きく2つ。


1 Naturopathic Case Management 2

Naturopathic Case 2 follows on from Naturopathic Case Management 1, covering the naturopathic management of conditions affecting various body systems. Herbal medicines already learned will be reviewed, and additional medicines will be added to your material medica knowledge. The body systems which will be covered include the integumentary, musculoskeletal, circulatory, ophthalmic, urinary, endocrine, and the male and female reproductive systems.

前学期のNaturopathic Case Management 1に引き続き、各ボディシステムで起こる病気毎にメディシナルハーブの処方を学ぶ科目です。

前学期はメディシナルハーブに加えて、

上記にある”additional medicines”の1つとしてセロイドというミネラルセラピーを学びましたが、

今学期はその部分がイリドロジーに変わりました。

イリドロジーとは、目の虹彩(黒目の部分)を観察して身体の健康状態を分析するものです。

虹彩の各部分が身体の臓器を表していて、

例えば、瞳孔周りの部分は胃の状態を表しますが、

その部分にある線やマークや色が、

毒素や酸性度、臓器の機能具合や遺伝的要素などを表していたりします。

日本人の目は深い茶色なのであまりはっきり観察ができませんが、

目の色が薄い場合よく観察ができます。

これだけで断定はできませんが、アセスメントのサポートとして用います。


2 Homoeopathic Essentials

This subject introduces the student to the study of homoeopathy and covers an introduction to homoeopathic philosophy and prescribing as well as the homoeopathic law. Students are introduced to the concept of homoeopathic problem definition and resolution, and introduced to case taking and principles of prescribing, case analysis and the use of homoeopathic remedies. A range of acute remedies are discussed in relation to simple conditions that commonly present in a naturopathic practice.

ホメオパシーの基礎です。

基礎の基礎なので、今のところセオリーが中心な感じ。

ホメオパシーは、「like cures like」(似たものが似たものを治す)という考え方を基本にした療法です。

乱暴な言い方をすると「毒をもって毒を制す」的な。



通常、ナチュロパシーを扱う際、

西洋医学を「allopathic medicine = 対症療法」とみなします。

対症療法とは、原因を治すものではなく、病気の症状を抑える療法のこと。

それに対して、ナチュロパシーは「Complementary and Altenative Medicine」と呼び、

ホリスティックな観点から原因を追求し、症状を治療するのではなく「患者その人」を治療するもの、と捉えています。


が、ホメオパシーを「同種・同毒療法」とみなした場合、

ハーブも栄養サプリも全て、発生している症状と反対の状態を引き起こす物質を処方する「逆症療法 = allopathic medicine」とみなされます。

allopathic medicineとは、対症療法と同時に逆症療法も意味します。


この二年、栄養学とハーバルメディシンの知識を、

生理学と科学的根拠を瞬発でロジカルに説明できるよう、

これでもかこれでもかと訓練されていた中、

突然、全く逆の考え方のものが入ってきました。

「科学」という枠組みの中で認識されている「科学的根拠」は、ない。


もともとドイツ人のハーネマンが200年ほど前に確立した医療なので、

セオリーを理解するのには、200年前当時の医療の状態も考慮しないといけないし、

基本的にドイツ語からの英語への翻訳をもとに勉強するので、

細かい部分の理解が難しい。


セオリーは理解はできても、

ハーブと栄養学の考え方やアプローチの仕方とは真逆ほどに異なるので、

その2つを頭の中で共存させようとすると、

湯気が出ます。


かといって、ハーブも栄養学も、その訓練は続くので、

なんていうのかしら、

やっとドイツ語を覚えたところだったのに、

急に言語としての形が全く異なるマヤ文字を学び始めた感じ。


コンサルの処方を、

こっちの部分はドイツ語で、ロジカルに、ドイツの観点から物を考えて書き、

あっちの部分はマヤ文字で、感覚的に、マヤ的視点で考えて物を書く、

みたいな。


基本的に物を見るときに立つ場所が全く異なっているので、

そういうことになるのではないかという感じが、今しています。


久々に頭から、ぽっぽっぽっと湯気を出してますが、

今学期が終わるころには何かしら落としどころが見つかることを期待して....


ちなみに、卒業後に独立してクリニカルプラクティスを行う際、

ホメオパシーをモダリティの1つとして扱うかどうかは個人の自由です。




あと、現在のナチュロパシー学科で学べるホメオパシーは、

ホメオパシーの一部のみ。

ホメオパシー学問の全体の一部(基礎と急性の症状)のみで、

およそ半年ほどの期間になります。

10年ほど前までは、

ナチュロパシーで、ホメオパシーの科目が3年間あったようですが、

現在のカリキュラムでは短くなっています。

ホメオパシーを本格的に学びたい場合は、

やはり専門学校で通算3年ほどかかるようです。

ナチュロパシーのアドバンスドディプロマを持っていると、

解剖学やホメオパシーの一部を履修するので、

追加の1年ほどで全てのコースを終了できるらしいです。


digitalis.jpg

ホメオパシーでも使われるジギタリス

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2014.09.13 21:35|日記
二週間のお休み

あっという間にすぎてしまいました。

漢方を得意とするサプリの会社、Fusionの小売店向けセミナーに出席して、たらふく食べたり、

fusionseminar.jpg


ウロンゴンというシドニーから南に車で二時間ほどの町に行ったり、

wollongong.jpg


更に南のベリーというかわいらしい田舎町に行ったり、

berry1.jpg

berry2.jpg


Bondi junctionにあるWaverley community gardenで、友人が開いたハーブのワークショップで、ナチュロパスとしてサポートさせてもらったり、

werverly_comm_garden.jpg

waverley_comm_garden_2.jpg


お友達たちとも楽しくおいしい食事もでき、

映画三昧の数日も過ごし、

よく働き、よく遊び、楽しみました。

来週から、また学校が始まります。

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Kanae

Author:Kanae
日本での15年ほどの社会人生活の後、Naturopathyを勉強するためにオーストラリアに。Naturopathyの勉強を考えている人に向けて、学校や勉強の情報をお伝えします。

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