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2017.10.03 00:35|日記
ACNT主催の留学説明会ですが、今回の体験談は、ナチュロパシーだけ行うので、比較的時間をたっぷり取っていただいています。

ナチュロパシー・ニュートリション・ハーバルメディシンに関してじっくり話ができるチャンスです。Q&Aの時間も結構あるので、マンツーマンでご質問を受けることが可能です。

気になるけれどもナチュロパシーの基礎知識がないのでわからない人、そもそもナチュロパシー(自然療法)ってなんなのか、現在のオーストラリアでのナチュロパシーの勉強・資格・仕事のあり方、多額の費用がかかるので無理そうだけれども実際どれだけ準備すべきか、などなど、なんでも気軽にご相談ください。現在、オーストラリで学べるナチュロパシーの科目はどこの学校でも同じなので、現段階でACNTと決めていなくても大丈夫です。

個人で留学説明会を行う際は代金をいただきますが、今回はACNT主催のため無料の説明会です。
ナチュロパシーに興味のある方は、是非この機会にご参加ください。

お申し込みはこちらまで。

場所は渋谷です。お申し込み後にChic Educationさんから詳細の連絡があります。


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2017.10.01 10:17|日記
私の今使用しているブログでも告知しましたが、エリカ・アンギャルさんのトークショーとACNTの留学説明会のご案内です。

元ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんのトークショーがACNT・SSNT・Chic Educationさん主催で開催されます。

2017年10月25日 (水) 19:00~21:00

詳細はこちら

エリカ・アンギャルさんが学ばれたニュートリションはナチュロパシーの一部なので、ナチュロパシーに興味がある方、留学を考えている方、特に、ナチュロパシーとニュートリションで悩んでいる方には是非お話を聞いていただきたいと思います。エリカさんのお話を聞かれるとニュートリションの世界が広がると思います。

そして、同じ週の週末にフォローアップで留学体験セミナーを行います。今回は私の体験談とACNTの学校説明会のコラボです。二日間に渡り計4回開催されます。ACNTスタッフの方も来られる予定です。

2017年10月28日(土)10:00~:14:00~
2017年10月29日(日)10:00~:14:00~

詳細はこちら

ACNTの留学説明会は無料ですので、ナチュロパシー留学を考えられている方は是非この機会にお越しください。

2017.03.20 15:31|日記
5月13日に、東京でChic Educationさん主催のリメディアルマッサージとナチュロパシーのACNT留学説明会が開催されます。

ナチュロパシーの部でお話しさせていただきます♪

定員が少なめなので、お早めにお申し込みを。

2017年5月13日(土)
9:00~:13:00~の2回です。
http://www.chiceducation.com/acntSemi.html


2016.11.05 15:14|日記
おかげさまで、満員御礼になりました!ありがとうございました!今回はこれにて締め切らせていただきますが、説明会の開催をご要望の方はその旨お知らせください。人数がまとまり次第、再度開催します。(11月12日)




ナチュロパシーの勉強・留学のお話し会の告知です。念のため、こちらのブログにも添付します。

11/26(土)に、馬喰横山のサロンで行う予定です。

詳細はこちらから。

質問などありましたら、Wholeness of Natureのサイトのお問い合わせフォームでお気軽にお問い合わせください。

2016.09.17 23:52|日記
あっという間に9月も後半に入り、どんどん日々が過ぎてしまっていますが、一応、全部終わりました。たぶん。

報告せねば、と思いつつ日々が過ぎてしまい・・・

8月26日に最後のテストが終わり、待てど暮らせど結果が来ず、忘れた頃(2週間後)にさらっと各課題の最終成績がオンラインで上がり、すべてが終わったらしいことを静かに知る。

最後の課題もろもろの細かい成績はオンライン上で見えず(さらに1週間経った今初めて上がってました)、微妙に卒業試験(OSCE)に受かったのかどうかがわからない。「追試の連絡がなくて、成績が全部出てるということは、多分受かってる、よね?」と、喜んでいいのか微妙にわからないまま日々が過ぎ。

もうちょっとこう「パンパカパ〜ン!おめでとうございます!OSCE合格!」とか、やってくれるとわかりやすいし、嬉しいのに...

今は、卒業証書待ち、だと思います。たぶん。

卒業試験(OSCE)といえば、これまでの人生で経験のないほどのアドレナリンを出したようで...。あまりに不慣れな試験プロセスと時間の短さで、もう何が何だか。前回説明したshcematicやら、treatment goalだかを書く時間も皆無。

ケース自体は2ページでしたが、追加の資料(薬の資料、その薬と栄養素&ハーブの相互作用の使用)を入れると計10ページほど。それプラス質問・解答用紙が別途10ページほど。5分じゃ全部は読めません。考える15分も、書く必要のないはずの『解答用紙』があることで大混乱。

一瞬、「書かなきゃいけないの?」と固まる。

書いてたら、読む時間がなくなる。少し書いたものの、あまりに時間がかかり、「これじゃ読んで考える時間が完全になくなる」と途中で書くのは放棄。

これまで複雑なケーススタディーを散々やってきたので、何か深刻な病気の兆候がないか、行間を舐めるように何度も読む。ページをめくる音で、皆が同じことをやっているのがわかる。15分が終わった瞬間にやっとケースの全容を把握し、「これはストレートフォワードに考えるべきシンプルなケース」とやっと判断を下し、私が最初に受ける質問の「処方」を、最初の部屋に入るまでの20歩で考える。20歩で、ハーブのミックスと、栄養素サプリと、食事、生活改善の簡単な処方。足をゆっくり動かし、脳を超特急で働かせる。

6つの部屋に順番に入り、時間が経つうちに考えがだんだんと固まりましたが、最初は考えが全部宙に浮いてて集めるのに一苦労。

試験を一緒に受けた栄養学のクラスメートと4人で、OSCEが終わった直後にぶっ飛んだテンションのまま祝杯をあげて、「ああだった、こうだった」とみんなんでぶちまけ、興奮を解放。皆、優秀な生徒にもかかわらず、極度の興奮と緊張で、もれなく、1/5程度の実力しか出せてない。

私だけ、あともう1科目、なんでもない科目の筆記テストを翌々日に控えていたので、グラス2杯で抑えて、気を抜けきれないまま早めに帰宅。

一番最後にその筆記テストを終わらせた時が、本当に最後の最後だったのですが、それって本科の2年生の栄養学の科目なので周りに一緒に祝う人もおらず、テストが終わった後、何事もなかったかのようにてくてくと帰路につく。そんな風に静かに終わりました。


OSCEの試験を受ける前の方が「もうすぐ終わる幸せな開放感」や「最後のアサインメントを出したウキウキ感」とかがあったのに、OSCEで完全にやられてしまい、開放感を味わえないまま今に至ってます。

最後の学期は精神的にも体力的にも少し余裕を持った状態でOSCEに臨んだので良かったですが、あれを前学期の疲労痕倍・神経衰弱寸前の状態の時に受けていたら、多分試験後にバラバラに崩壊していたと思います。

復活してて良かった。

あの興奮。あれは本当になんなんだろう。極度な興奮状態が体を痛めつけるんです。急激な興奮の疲れで体の芯の力が抜けて、空っぽな体の内側からガラスの破片で全身をカリカリやられている感覚が夜中の3時頃まで続き眠れず。

過度な運動を寝る前にして、交感神経が冴えてしまい、かつ、筋肉疲労で筋肉が熱を持って眠れない状態とよく似ていて、それが筋肉ではなく神経で起こっている感じ。

リカバリーに時間がかかりました。

でも、最後のテストが終わった翌週から、しばらくやめていた新規のコンサル受付を開始し、そのタイミングで周りの協力もあり、ありがたいことに一気にコンサルの予約をいただき、とっても忙しくなってきています。

ありがたい悲鳴。

でもね、そうしたら、開放感を味わわないまま、完全に「100%ナチュロパス」になってしまったというか。気持ちが100%クライアントさんに向いてしまってるんです。

何が言いたいかというと、このブログが書けなくなってしまいました。気持ち的に。

これまでは「ナチュロパス兼学生」だったわけですが、でも、やはり勉強の存在は大きかったみたいで。時間的にも自分の意識の中でも。勉強のことを伝えていかないといけない、という使命をこれまで強く感じていたのが、ちょっと収まり、100%コンサルに気持ちが向いています。

何かを考えてこうなったわけではなく、自然になってしまって、元に戻そうにも戻せない。

そんなわけで....、 突然ですが、

とりあえず、留学を考えている方からの質問はこちらのコメント欄で受け付けますが、こちらの留学ブログの更新はこれでおしまいにします。

修士を始めたりしたら、また開始するかも!?なんて、無謀な野望はさておき...

長いことご愛読いただき本当にありがとうございました。


これからは、日々のブログはWholeness of Natureの方にあげていこうと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2016.08.22 19:18|学校と勉強のこと
うっかりしていると足が地から浮いてしまいます。

だって、最後のアサインメントが終わったから!

この書き物地獄の最後のアサインメント。書いて書いて書きまくったこの4年。

最後の1つも、なんとか期限の日曜日の午後11時55分の20分前に提出でき、真夜中に一人ニヤニヤ。昼食も夕食も食べていなかったけれども、ルンルンです。一人でニコニコしてます。


あと残すところ、試験2個になりました。

そのうちの1つはある科目の筆記試験なのでさておき、メインの「卒業試験」はOSCE。

Objective Structured Clinical Examination。wikiによると日本語では「客観的臨床能力試験」だそう。医学校の学生なども臨床実習に上がる前に受けるテストらしいです。

要するに、実技のテスト。

ペーパーケースを渡されて、5分で読み15分でトリートメントプランを作ります。

この半年、散々、20分でプランを作る訓練はされてきました。実際の自分のプライベートのコンサルでは、ハーブミックスを作る時に10分ほどいただくだけで、基本的には考える時間はほとんどおかない(待合室があるわけではないので時間をおけない。明らかに時間がかかりそうなケースの場合はフィードバックまで別途日にちをもらうこともある)ので、20分が長いか短いかは微妙ですが、以下に書いてある全てをやるにはとても短いです。ビューっとアドレナリンが出ます。

学校のクリニックでケースをとった後に何が行われるかというと、まずは、カルテをもとにバイオメディカルに、かつ、ホリスティックに、全体像を把握します。どの臓器がどのシステムのどの症状と連携しているか、生理学的要因は、栄養学的要因は、などなど...症状と食事や生活、その関連性を図式にします。

これは、ちなみに過去のケーススタディーの例。普通は手書きです。

schematic.png

ごちゃごちゃに見えますが、慣れてくると一見なぞっただけでは見えてこないその人独自のunderlying causeが浮き上がってきて、何にプライオリティーを置くべきか決めることができます。

これはまだこの図式作成に不慣れな時に作成したものなので、少し栄養学的・生理学な関連情報が少ないですが、慣れてくるともっと情報を入れられるようになります。そうすると、さらに「なぜその栄養が取れてないのか」「阻害要因は?」と探ることができます。

同じ生活環境にいても、皆が同じ症状を出すわけではありません。なので、それがなぜなのかという可能性を掘り下げていくと、その先にそのケース独自のunderlying causeを見つけられることが多いです。

ここで、可能性のある臨床生理学的診断と必要な検査(病院やラボで行うもの)、鑑別疾患を2つ上げ、それに必要な検査(血液検査や尿検査)もあげます。

それから、以下のようなトリートメントプランを作ります。

treatmentailms.png



これはちょっと多いですが、最低でも短期のゴール2個、長期1個は作ります。

1年ほど前に書いたものなので、上の図式と同様に抜けやらメカニズムの表現が足りない部分や「これをここに書くべきではない」などなどありますが、おおよそこんな感じ、というイメージの助けにはなるかと。

それにしても、こうしてみると、そういうものが見える今の自分はずいぶん成長したもんだと思います。とにかくものすごく訓練されました。特にこの半年。


ここまで用意して、この後に、「マグネシウムを1日何mgいつ何回」とか「このハーバルミックスを1日何回何週間」とか「毎日卵一個黄身は半熟で」とか「ウオーキングを毎日30分」などの具体的な処方が来るのです。

シンプルに見える処方箋の裏には、ナチュロパスでもニュートリショニストでもこれだけの考察がされています。

その上、クライアントさんが薬を飲んでいたら、薬と自分が処方するハーブやサプリの相互作用も調べます。


これをね、処方箋(ハーブ、サプリ、食事、生活改善)も含めて、15分でやるんですが、書くだけでも15分じゃ足りないのですね。なので、書けるかどうかはさておき、とりあえずものすごい速さで脳を働かせます。結構、ハード。

私は英語が母国語ではないので、生理学的にメカニズムを表す適切な表現を書くのに時間がかかるけれども、それは実はローカルも一緒。皆、頭をひねくりまわしてます。

皆、「何を処方すべきかはわかっているんだけれども、それを論理立てて生理学的に明確に言葉で説明するのがむずかしい」のです。なので、先に処方箋を作ってから、このトリートメントゴールを書くことも多かったりします。


試験の内容に戻りますが、最初の合計20分(読むの5分と考えるの15分)が経過したら、順番に1人1部屋ずつ入り、質問に答えていきます。

部屋は6つに分かれていて、各部屋で10分以下の内容に答える、もしくは、実技を行います。

1:理学的検査(血圧、脈拍、触診、打診など)とナチュロパシック検査(爪、舌、虹彩など)
2:医学的(病態生理学的)理解と鑑別疾患、ナチュロパシック鑑別疾患
3:ナチュロパシック診断
4:処方(ハーブ、栄養素サプリメント、食事、ライフスタイル:ホメオパシー、フラワーエッセンスも可)
5:安全性に関する考察・懸念
6:倫理的問題

試験官のグリグリえぐってくる質問に、過去には何人もの生徒が本当に泣いたそうです。幸い、生徒を泣かすことで有名な先生は今産休でいないのでラッキー。

実は、つい1週間前まで、てっきりパソコンや資料を持ち込んでいいのだと思っていました。

だって、クリニックでパソコンや資料がある状態でも20分でやるのが難しいものを、どうやって何もなしでできるのか?

膨大な数のハーブとその薬の相互作用を資料なしにどうやって調べるのか?(どうやら紙の資料が渡されるらしい)

時間内で正しい資料にアクセスして正確な情報を得て、もし、出来なければ相応の対応を考える、というような、現場に近い環境での実技テストなのかと思っていたのでした。

「え、だめなの!?」と、急に焦る。

が、焦っても、どんなケースが出てくるかわからない、この広範囲に渡るスキルテストは1日、2日何かしたところでどうにかなるものでもなし。本当に4年の積み重ね。

得意なエリアのケースが当たりますように!って、特に得意なエリアってないけど!

OSCEを受けたことのある知り合いは皆ニュートリションの生徒でした。ナチュロパシーの生徒でOSCE受けた人を知らない。

1週間前まで資料を見れると思っていたので、先生にも質問していなかったけど、アップグレードの1年はほとんどハーブは勉強してないのに、今更、ハーブを学名で答えろって言われたらどうする!?

ハーブのドーセージも記憶に頼る?どうやってミックス考える?

栄養素の治療向けドーセージ、全部は頭に入ってないよ!

不安ばかりですが、水曜日の結果を乞うご期待。

落ちたら追試がありますが、その際は追試が終わってから記事にします。お察しくださいませ。

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2016.08.14 21:46|日記
今週の火曜日、最後の学生クリニックを終えました。Think Wellbeing Clinicでの研修です。

アドバンスドディプロマとバチェラーの通算4年のうち、通算2年3ヶ月を過ごしたクリニック。

約2年半前、ものすごい緊張して挑んだ初回のコンサルがはるか昔のことのよう。

最後のクリニックを飾るべく、最終日は3件のコンサルを行い、ありえないくらい忙しく、いつもの通りアドレナリンを放出して終了。相変わらず、自分のプライベートのコンサルでは興奮しないのに、学校のクリニックでは興奮しっぱなし。でも、今は心地よい興奮です。

怒涛の一日でしたが、一番相性の良い先生と過ごせ、最後のアセスメントをしてもらい、少し涙ぐみながら良いひと時を過ごせました。クリニックは大好きなので、名残惜しい。



先日、ちらっとFacebookに写真を載せましたが、先日、9月から本科コースを始める日本人学生さん向けに1時間ほどプチセミナーを行いました。

「勉強と生活の楽しみ方」という題名ですが、「どうやって留学生活をサバイブするか」という内容。

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ACNTのあるキャンパスには、ナチュロパシーとニュートリションの他にマッサージ、ビューティー(ANCB)、カウンセリング(JNI)の学校などもあります。母体の組織(Think education/Laureate)の傘の下には多くのカレッジがありますが、その一部です。

マッサージとビューティーに特に日本人留学生が多いです。

この2年半、学生クリニックで、体調を崩してしまう日本人留学生を多く診てきました。

多くの課題に追われ、勉強や仕事のストレス、住環境でのストレスや、節約に起因する食生活の乱れ。

皆、とても一生懸命です。特に日本人の学生さんたちは一生懸命で真面目で真剣。人生を変えようとキャリアチェンジをしてくる学生さんがほとんどです。誰一人として、楽に何かをしようとしている人はいません。


日本でも大変な社会生活を送ってきている人も多いので、「日本のストレスと比べたら自分のやりたいことをやってて起こるストレスなんてたいしたことない」、という発言をよく聞きます。私自身もそう思っていました。

ただ、慣れない環境で、新しいチャレンジが長く続く学生生活。体当たりだとどうしても長距離はきつくなります。アスリートと同じように管理がとても重要になってきます。

多くの学生さんを見てきた中で、これは伝えないといけないと強く感じたのが、ストレスに負けないための食養、タイムマネジメントとストレスマネジメント。タイムマネジメントはストレスマネジメントの一環でもあります。タイムマネジメントなしに事は成し得ません。

学校側もアカデミックスキルで教えてくれるのですが、それがどれほど重要かは伝わりにくい。

ちょっとのアドバイスで、精神的・肉体的ストレスををもっと軽減にできるんじゃないかと強く感じていたので、今回、機会をいただいて、シドニーでの食の選び方、食事の摂り方、ストレスマネジメント、詳しいタイムマネジメントの方法をお話しました。

ただ、私も怒涛の日々の中だったので、こんなタイミング(期末)になってしまいましたが、また、9月の新入生向けのオリエンテーションの日にまた同じお話、または、録画したものを流す予定です。

シドニーにいる間は、何度か開催できたらと思いますので、またおしらせしま〜す。


さてさて、10週間に50個課題がありながら、こうしてプチセミナーをやり、宣言通りボタニカルドローイングも、ボクササイズもやっています。残念ながら、メディテーショングループだけはいけていませんが。

前学期は提出できない課題もあったのに、今学期は今のところ、遅れたりしながらもなんとか全ての課題を提出できていて、先も見えています。

そして、ボロボロになりかけた前学期と比べ、今は、体だけでなく気持ちも健やか。ここ数日は何度か圧倒的な幸福感に包まれる瞬間があります。

こんなに元気。これも、前学期の経験をもとにしたタイムマネジメントのおかげです。ね、重要ですね。

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あと、もう一踏ん張り〜




2016.08.09 01:31|学校と勉強のこと
いやはや、今学期、最後から二つ目のアサインメントを書き終わって、先ほど提出し終わったのですが。

これ、Health Promotionという科目。

面白いです。

ホリスティックな考え方を、国や州またはコミュニティレベルで当てはめて、特定の人口の中で多く発生する疾病に関して、社会的要因、環境要因や個人の要因などを掘り下げて、それに取り組むプロジェクトを作ります。

ナチュロパシーでの方法論ではなく、普通にWHOで提唱している方法論。

人類の肉体と心と精神の健康を目指すもの。まさにホリスティック。

原因を探るための広い視点の持ち方はナチュロパシーの方法とよく似ています。

日本にいた頃は、ヘルスプロモーションってあまり聞きませんでした。

ヘルスプロモーションはこちらでは盛んです。国が行うものや、州が行うもの、コミュニティで行うものなど様々あり、先生がちょっと「覚えのあるヘルスプロモーションの名前を挙げてみて」というと、生徒から、結構ポンポン出てきます。認知度が違う。それほど、国として、健康プロジェクトにかけるお金も意欲も違う。

ちゃんと、国と州、政治と社会が見えるんですよね。

昔、中国に長く住んでいましたが、中国はまさに政治大国。ヘルスプロモーション的公共活動とはまた違いますが、政治が目に見えます。

オーストラリアもそう。政治と地域と意識が密着してる感じがします。公共活動もよく目にします。特に、マーケティングのうまさが目に付きます。

イギリスもそうだった覚えがあります。政治と歴史の国。

日本では公共活動ってほとんど感じない。あったのかもしれないけど、目につかない、記憶にまったくない。氾濫している情報に埋もれてしまっているのかも。

ま、オーストラリアも健康大国になりつつありますが、とはいえ、いいことばかりでなく、HVPワクチンを男子にもうつなどの政策をやったりもしているので、全部が全部ホリスティックなわけではありませんが。



いやいや、アサインメントの話です。

科目もアサインメントも面白いのですが、普段やっていることと少し畑が違うので、言葉も違うし、プロジェクトの作り方も特殊だったりで、今学期のこの科目、アサインメント2つとも提出1日遅れました。

日曜日の夜11:55の期限に間に合わず、月曜日の夜11:53に提出。

丸一日余分にかかった。

一日遅れると10%減点。もともと80点なら72点、70点なら63点。

バチェラーは採点が厳しいので、多分70点で63点に落とされる感じでしょうか。

1つ目もそうでした。

ちょうど、先日、医学部を卒業してるヨーロッパの留学生と話してて、「バチェラー、採点辛くない?」と。

彼女も栄養学のアドバンスドディプロマを終えて、そのままナチュロパシーの学位へのアップグレードを取っているのですが、お医者さんなだけあってもともと成績は良かった。特に解剖学や化学。

それが一気に下がったようです。

私もそう感じてました。

これまで大抵80点を取ろうとして努力してきました。で、結果、85点を取れたりすることも多く、High Distinction (HD) がアドバンスドディプロマでは多く取れたのですが、今は到底無理。

アサインメントでは、これまでと同じように80点を取る努力をしても、65点か70点しか取れません。事実だけ書いてたら点数が取れない。事実も今まで100と思ってた範囲が120ほどに広がってる。130ほどに広げないと、HDは取れない。それに、文法、誤字、多少のリファレンス(参照)の間違いも減点されているみたいです。

今までリファレンスで点数を落としたことないのに、バチェラーになってからは必ず何か減点されています。忙しすぎて、調べる気にもならないけれども。

厳しい〜

さっき提出したのも、一日過ぎても時間が足りず、字数オーバーしたまま出したし、リファレンスの質も高くない。下手したら50点台になるかも!

アップグレードは課題数が大変すぎて、ローカルはほとんどパートタイムでやるので、フルタイムをとってるのは、ビザの関係でフルタイムを取るしかない留学生がほとんどですが、とにかく課題をこなすのが大変で点数を気にしていられない。乗り切れればいい。

でも、成績は残るし、若い子は就職に影響するのではないかと不安になるらしい。でも、致し方なーし。

本当、初めからバチェラーで4年やる方が楽だと、今更ながら思います。早くにこの採点方式に慣れて上手な点の取り方ができるようになるし、アップグレードのようにきつい科目が一気にはこないし。


さて、さて、あと残り一番大きいアサインメント一個と、ある科目の筆記テスト、そして最後の卒業試験OSCEテストです。

OSCEはプラクティカルなテストです。

こればかりは、やってみないとわからないので、全部終わってから報告します。

ただ、全部終わったら二週間ぐらいパソコンの前には戻ってこないかも...



そうそう、今日は本当はボタニカルドローイングの日で、やっと三週間の基礎を終えて、今週から課題をもたせてもらえるはずだったのにアサインメントで行けませんでした...残念。

これは先週の「影で描け」と言われて書いたりんご。得意とするところでございました。

早く1つの課題に取り組みたい!

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2016.07.30 22:35|日記
今日は、無性にお魚が食べたくなり、仕事帰りにスナッパーを一切れ購入。

抗酸化作用の高いリコピンを、火を通してさらに増やしたトマトを添えて、作り置きのベジスープに残り物のアボカドとデュカ(ダッカとも呼ぶナッツとスパイス)と一緒に。

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魚は、オーブンで焼いてもいいですが、オーブンを使えなかったら、ベーキングシートをひいたフライパンでも焼けます。エキストラバージンオリーブオイルをちょっと、と、良質の塩を振って。ふかふかに柔らかく焼けました。

ホワイトブレッドは食べません。普段はスーパーのホールグレインのパンも食べないのですが(ヘルシーそうに見えて、砂糖や塩がたくさん入ってるので、パンを食べるならヘルスフードショップのもの、でも、基本的にはパンはあまり食べないようにしています)、今は時間がなく、働いているヘルスフードショップにも在庫がなかったので、残念ながらこれはスーパーのホールグレイン&ライ麦入りの固めのパン。

パンを除いて、塩、オリーブオイル、クミン、ゴマ以外の調味料は一切入っていません。料理の腕とか、全く必要ないぐらい、調味料がシンプル。しかも、スープは作り置きだし、魚を10分焼くだけで完了。


スープがバターナッツと人参とリークなので、見た目よりも野菜を多く摂れています。全体の半分が野菜、1/4が炭水化物、1/4がたんぱく質、バランスのとれた良質の資質(オメガ3脂肪酸の魚、オメガ3・6・9のナッツ、オレイン酸のアボカド)。理想的。

アボカドがダメになりそうだったので半分入っていますが、過度な運動をしているわけでなければ本当は1/4で十分。

無造作に丸ごと入れたアボカドを見ていただくとわかるとおり、盛り付けのセンスも皆無。きれいに見せるために青物を加えたり、魚にスパイスを添えたり、などの気力も体力も皆無ですが、栄養価に関してはこれでバッチリです。この過酷な日々の中、これだけできれば100点満点。


そして、もう、とにかく、ものすごく美味しい。どっち向いても美味しい。スナッパーの甘さに感動。

先日、Lingと言うお魚もホイル焼きで食べましたが、それも美味しかった。先週、忙しさで食生活が乱れ、体調が崩れかけただけに、美味しさがじんわり身にしみる。


ちなみに、これ、ざっと計算して全部で6ドル。しかも、ほとんど味付けしていないのに身悶えする美味しさ。

家賃・物価の高いシドニーでの貧乏学生生活だと、高い学費と家賃を補うために、一食6ドルの食事でも高いかもしれません。6ドルのうち7割はスナッパーの代金なので、ここは選ぶ食材で価格を抑えられます。

でも、週1、2回はちょっと贅沢な内容の食事をして栄養をつけてください。贅沢しても6ドル。外で食べたら、この内容、多分20ドルはしますから。


ちなみに、「栄養をとる」ということは、朝食をグリーンスムージーで済ますことでもなく、スーパーフードをたくさんとることでもなく、サプリメントを摂ることでもなく、納豆をひたすら毎日食べることでもなく、

『良質』の三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)と野菜をバランスよくきちんと『一食』でとる、ということですね。

はい。


ACNTの学生はピアモントに住むことが多いのですが、ピアモントに住めば、フィッシュマーケットがすぐ近く。

そうしたら、質の良いお魚が手に入りますよー。

たっぷり食べて充電完了。唸るほどにスナッパーが美味しかったので、報告でした。

アサインメントに戻りまーす。


2016.07.18 01:20|日記
いや〜、疲れた

今学期の山場はこの第4週から第6週でしたが、山、超えた。

3週連続で大物を片付けた。

超えたと言っても、まだ、課題は、28個ありますが。あははは。

笑ってるぐらいなので、だいじょうぶです。



が、さすがにコース最後の科目(Integrative complementary medicine)のアサインメントの課題は難しかったです。

今までは、どんなに難しくても、探していけば研究論文がどこかに埋もれてあったので、どんなに大変でも宝探しのような楽しさもあったのですが、

今回の課題は、最新の科学でもまだ解明されていないところ。

更年期の心房細動のメカニズムとその治療について。

更年期には自律神経の不安定さから不整脈が起こりやすくなります。

心房細動とは、不整脈の一種なんですが、不整脈には他にも種類があります。更年期に起こる不整脈がいずれ心房細動に発展することはありますが、更年期に起こる不整脈がそもそも心房細動なのかどうかの検証から始まり、心房細動の発生メカニズムからエビデンスベースドの治療法を提案します。

ところが、更年期に起こる不整脈が心房細動だと断定できる文献も研究も見つからない。国や地域によっても不整脈とその他の更年期症状の同時に発生する率が異なる。エストロゲンの減少により起こるホットフラッシュなどのメカニズムと関連はしているけれども、また、別のものなので、更年期のホルモン治療ともまた別の話。

更年期以降、年を追うごとに心房細動のリスクは上がります。女性だけでなく、その発生率は実は男性の方が高いです。また、更年期のホルモン治療でも、後の心房細動のリスクは上がります。それらの文献や研究はある程度あるのですが、でも、今回はそのお話ではなく、更年期の『最中』に発生する心房細動について限定。

初めから、トピックを見た時に嫌な予感はしていたのですが、大当たり。

探しても見つからないので、心房細動の電気信号のメカニズムと更年期の自律神経の乱れのメカニズムに関連させた理論を立てるしかない。

まぁ、確かに、学位なので、リサーチから推論を立てて意見を述べるって、あるべき姿ではある。

でも、脳みそが筋肉痛になりそうなほど疲れました。

限界。

できの悪いアサインメントが出来上がりましたが、ま、時間に間に合わせるために良しとします。

すでに、過去3週で出したうちの1つは締め切りに間に合わず一日遅れ、10%減点。バチェラーで高得点を取るのは難しいので、減点はやっぱり痛いのね。



えー、と、食べ物のお話。

こうして時間がない時期は、食事の作り置きをしますが、今、自分の中で流行っているのは、なんでもブレンドスープ。

いつもながら、手間がほとんどかかりません。なのに、美味しいし、ヘルシー。


今週は、バターナッツ(かぼちゃの一種)、人参、リークのスープ。

上記3つをギーかバターで炒めてから20分ほど茹で、ミキサー(ブレンダー)にかけるだけ。それだけでも十分美味しいのですが、アーモンドミルクが余っていたので、アーモンドミルクも投入。

リークの味がよく出るので、スープストックは一切いりません。

今使っているお塩はHand Harvested Celtic Sea Salt。

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伝統的手法で作られミネラルたっぷりのお塩なので、少量で味が出ます。最近、このお塩を使い始めてから、普段からあまり味付けしないのに、さらに味付けが必要なくなりました。美味しいんです。

なので、スパイスは、大好きなクミンだけ足して。

炭水化物がない時は、ここにキヌアを入れたり。

食事としては、他に、卵か豆(たんぱく質)か、アボカドやナッツかオリーブオイル(脂質)を加えたら、OK。

たんぱく質と脂質もきちんと一緒に取ると腹もち、頭もちが違います。


小分けに冷蔵して、食事の都度、いただきまっす。

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Kanae

Author:Kanae
日本での15年ほどの社会人生活の後、Naturopathyを勉強するためにオーストラリアに。Naturopathyの勉強を考えている人に向けて、学校や勉強の情報をお伝えします。

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